コーヒーの種類や味の違いを誰でもわかるように解説

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喫茶店やカフェでメニューを開いた時、出てくるカタカナの嵐…

コーヒーの違いってよくわかんないし、メニュー表を見ても説明書きがほとんどありません。

お店に入店して、カッコよく、さっとお好みのコーヒーを選べるように、コーヒーの種類と味の違いに焦点をおいて紹介します。

この記事がおすすめな人
  • 喫茶店やカフェでコーヒー選びで迷いたくない
  • 種類によって味がどう変わるかが知りたい
  • コーヒーについて基本的な知識を知りたい

2種類のコーヒー豆の特徴

コーヒー豆の種類はおおまかに分けると2種類です。

  • アラビカ(エチオピア、メキシコ、ジャマイカ、コロンビアなど)
  • ロブスタ(ベトナム、ブラジル、インドネシア、ガーナなど)

アラビカは豆の産地によって味わいが変わり、味と香りがゆたかです。
対して、ロブスタは苦味が強いため渋い味わいになります。

アラビカ

出典:Wikipedia

産地ごとに苦味や酸味の比率が変わるため、産地ごとの香りや味を楽しめることが特徴。
また、酸味の強さから総じて植物系の甘い香りを感じやすくなっています。

世界で最も生産されている品種であり、アラビカの中でもたくさんの種類に分かれるため、バリエーションも豊富です。

ロブスタ

出典:Wikipedia

酸味が弱く、苦味が強いことや、土や麦のような独特の香ばしさ特徴。

栽培がアラビカと比べて簡単なため、安価な値段で取引されることが多いです。

コーヒーの種類とそれぞれの違い

コーヒーの種類は製法によって別れ、2パターンです。

  • ドリップ(ハンドドリップ)
  • エスプレッソ

ドリップとは、英語で「したたる」の意味。
お湯の滴りを利用して、成分を抽出する製法で、主に店舗では、ドリッパーなどの道具を使った手作業で行う製法がドリップ。

エスプレッソは、細かく砕いた「エスプレッソ豆(極細挽きの豆)」を専用マシンの蒸気圧を使って、短時間で抽出する製法です。

ドリップ抽出のコーヒー

ブレンドコーヒー

様々な豆を混ぜ合わせてドリップしたコーヒー。
店舗で最も美味しいと考え、組み合わされたものです。
そのため、店ごとの違いが楽しめます。

アメリカンコーヒー

1杯分の豆に対して2杯分のお湯でドリップされたコーヒー。
浅煎りの豆(軽く焙煎されたもの)を使っています。
すっきりとした味わいで、お茶のように飲みやすいのが特徴。
ポリフェノールも多く含まれていて健康的です。

カフェオレ

ドリップコーヒー+ミルクのコーヒー。
フランスでよく飲まれる飲み方です。

フレーバーコーヒー

名前の通り、コーヒーにフレーバー(香り)をつけたもの。
スパイス、ナッツ、フルーツやチョコレート系など、様々なものがあります。

ウインナーコーヒー

ドリップコーヒー+ホイップクリームのコーヒー。
ちなみに、ドイツ語で「ウィーン風のコーヒー」を意味しているが、ウィーンにウインナーコーヒーの名前で出されているものは存在しません。

エスプレッソ抽出のコーヒー

エスプレッソコーヒー

エスプレッソマシンの蒸気圧で瞬間的に抽出したコーヒー。
濃厚な味わいが特徴です。

カフェラテ

エスプレッソコーヒー+ミルクのコーヒー。
カフェオレのエスプレッソ版です。

カプチーノ

エスプレッソコーヒー+ミルク2種類のコーヒー。
基本的に比率は、1:1:1で作られています。
フォームミルク(蒸気で泡立てたミルク)が用いられることが多いです。

カフェモカ

エスプレッソコーヒー+チョコシロップ+スチームミルクのコーヒー。
スチームミルクというのは蒸気で泡立たなかった、フォームミルクになる手前のような状態です。
このミルクの代わりに、ココアが使われたり、ホイップクリームを使用することもあるため、豊な甘味が楽しめます。

カフェマキアート

カフェラテのミルクが少ないバージョン。
ラテ・アートが用いられるのも、このコーヒーです。
店舗によってミルクの量にばらつきがあります。

美味しいコーヒーってなんだろう

コーヒー豆の違いや、実際に店舗で出されるコーヒーについて紹介していきました。
豆や抽出の違いによって、コーヒーの特徴は様々あることを知っていただけたと思います。

「コーヒーの美味しさ」も人それぞれ…
個性のようなもので、人によって、お店によって変わってきます。

ぜひ、あなたに合ったコーヒーを見つけてみてください!

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