【スペシャルティコーヒーオリジナルブレンド】セブンコーヒー豆を試してみた

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セブンイレブンではセブンカフェという、レジ横にあるコーヒーマシーンで挽きたてのコーヒーを飲むことができるサービスがある。

その手軽さから、2014年度の売り上げは実に7億杯を売り上げた。


しかし、セブンイレブンのコーヒーはそれだけでは無く、コーヒー豆自体の販売も行っている。



いくつか種類はあるが、その中でも興味深いコーヒー豆を見つけた。

セブンプレミアム スペシャルティコーヒー

豆の精製の基準で品質の高いものを使っているから「スペシャルティ」を冠しているようだけど、まぁそこはあまり突っ込まずにとりあえず自分で淹れてみて美味しかったらそれでいいのだ(笑)


9月でちょっと涼しくなってきたが、まだまだ暑い…アイスコーヒーにして試してみよう…

セブン スペシャルティオリジナルブレンドを試す

今回対決させるセブンカフェのアイスコーヒーを調べてみた。


タンザニア、グアテマラ、コロンビア産のコーヒー豆が使われている。
特にタンザニアは世界有数のコーヒー生産国としても有名。

「キリマンジャロ」ってコーヒーが有名だね!

ワンタン

ワンタン

セブンカフェ アイスコーヒー

電気冷蔵庫が普及していなかったぐらい、セブンイレブンはアメリカで日用品を販売していた「コンビニエンスストアの原型」と言われ、コンビニの祖であったが、導入されるコンビニカフェブランドとしては実のところ最後発で一番後輩なのだ。



だとすると現在の他社競合がひしめく中、セブンイレブンが売り上げ7億杯を達成することができたことには、そのセールスポイントにあるのかもしれない…

セブンアイスコーヒーの特徴
  • 高級キリマンジャロ豆を多く使っている
  • トリプル焙煎によるコクとキレの向上
  • 不純物の少ない氷を使用


トリプル焙煎には、「極深煎り」という焙煎度合いをブレンドしているようだが、実はそんな尺度は一般的には無く、あくまで「イタリアン」「フレンチ」という一番、豆に火を通した焙煎度合いのことをちょっと大げさに言っているのだと思う。




しかし、注目すべきはそこでは無い!

焙煎度合いの違う豆をブレンドをアフターミックスとも言うが、製造ラインで制作するには、ブレンドする焙煎度合いの種類だけ焙煎機を増やすことが考えられる。

鳥ッパー

鳥ッパー

そんなことしたら高すぎて売り物にならないんじゃ無い?



しかし、アイスコーヒーLの価格は税込み180円、安すぎて謎である…



今回紹介する、「スペシャルティコーヒー オリジナルブレンド」は180g入って429円だ140ccのアイスコーヒーを作ろうと思うと18gのコーヒー豆を使うことになるので、単純計算で1袋で10杯のアイスコーヒーが楽しめることになる。



つまり、1杯は約43円だ!
一般的なスペシャルティコーヒーの値段は、100gあたり600 ~ 800円で比較しても格安だとわかるだろう。



注目されていないだけ期待が持てる商品だ。
試さないわけにはいかなかった…

スペシャルティオリジナルブレンドの特徴
  • スペシャルティ規格の高品質豆
  • グアテマラ、ニカラグア産の豆を使用
  • アイスコーヒー1杯43円で飲める

二つのアイスコーヒーの味わいを比較してみた

まずは、セブンアイスコーヒーから…
あっ美味しい…


感じた特徴

酸味は少なめ、苦味は程よく感じる。

しっかりとした濃度感があるが、豆の製法に「ウォッシュド製法」を採用しているためか後味はスッキリと飲みやすい。


「トリプル焙煎」の効果か香り立ちは、コンビニコーヒーの中でも一番かもしれない。

雑味は感じられなく、氷が溶けても美味しさが続く。
これは万人受けするのも納得の味わいだ。


お次はスペシャルティオリジナルブレンド。
粉で販売されているため、自らの手でハンドドリップする必要がある。


ハンドドリップの方法はいろいろあると思うが、私が試した中で一番雑味が出なかった方法。


温度:83℃

蒸らし時間:1分


使っているドリッパーや器具の違いから味わいが変わる可能性も十分あるのであくまで目安。

温度をなるべく低温でちょっと長めに蒸らし時間を取ることで、雑味を出さずにフレーバーを引き立てることを意識して抽出してみた。



さて、飲んでみよう…ワクワクするなぁ…

おっ!



感じた特徴

ほろ苦い感じで酸味は少なめだが、圧倒的にセブンアイスコーヒーよりも甘味を感じる。

重厚感のある香りが鼻から抜ける感じとコクが強い。


そして、一番差が出たのはアフターテイストだった。

ナッツのような味わいが程よく感じられ、同じウォッシュド製法だが、ちょっと長めに感じられたためか贅沢な感じがする。


味わいの違いまとめ

セブンアイスコーヒーよりもスペシャルティブレンドは甘味が強く、アフターテイストがしっかりと感じられる
グアテマラ豆の特徴がよく感じられた

豆の特徴を感じやすかったのは「スペシャルティオリジナルブレンド」

1週間以内に飲まなければいけないデメリット

1週間たってから改めて飲んでみると、香りが薄まった感じがする…

粉でしか販売されていないのでしょうがない。

冷凍で保存しよう!

ワンタン

ワンタン



もし豆のまま販売していたら購入されづらいからだろうけど、豆の販売がないのは残念。


なるべく1週間で飲み切ってしまおう!

鳥ッパー

鳥ッパー

1週間に180g使い切るのは大変…


アイスコーヒーならホットで飲むよりも豆を多く使うので、飲みきりたい時にはおすすめ。

アイスコーヒーなら多く豆を消費できる

まとめ

スペシャルティオリジナルブレンド
  • 1杯あたり43円でコスパがいい
  • グアテマラの甘味を感じられる
  • 1週間で飲みきりたい

品質的にスペシャルティ規格だと豆の特徴を感じやすく、贅沢感を感じられることがわかった。


手軽さと味の安定さはセブンアイスコーヒーに軍配が上がるが、量とそれに伴うコストパフォーマンス面を考えると、スペシャルティオリジナルブレンドがいいと感じた。


自分でドリップすることが好きならば、ぜひ「スペシャルティオリジナルブレンド」を試してみて欲しい。

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